ポルトランドセメントCEM I 42.5N/52.5R規格と調達--- - 技術仕様

desc: EN 197-1準拠のCEM I 42.5N/52.5Rを30日以内製造で供給。鮮度管理、包装形態、バルク輸送、技術仕様を実務的に解説。

ポルトランドセメント:CEM I 42.5N / 52.5R 規格と調達

セメントは、インフラの耐久性を左右する水硬性結合材です。WorldwideTradeXでは、グレーポルトランドセメント(CEM I)および複合セメント(CEM II)を大口ロットで安定供給し、産業土木・建築用途においてEN 197-1への厳格な適合と製造鮮度を両立しています。

目次

  1. グレードの違い:42.5N vs. 52.5R
  2. 調達ロジスティクス:鮮度管理と固結(ダマ)防止
  3. 包装形態:50kg袋からバルク船まで
  4. 技術仕様テーブル

1. グローバルグレード:CEM I 42.5N と 52.5R

グレードは、養生28日後に達成される最小圧縮強度(MPa)を示します。

  • CEM I 42.5N(標準): 住宅・商業建築の躯体、左官、組積造まで幅広く適用できる汎用グレード。

  • CEM I 52.5R(高初期強度): 高層建築の骨組みやプレキャスト部材など、型枠回転率を高めたい現場で高評価の高性能グレード。

2. 物流:30日鮮度保証

水硬性セメントは大気中の湿気に敏感です。

  • 鮮度管理: 船積み時点で製造後30日以内を保証し、プレハイドレーション(事前水和)による固結を抑制します。

  • 保管・輸送: ミル直送~港湾一貫物流により、サイロ投入まで乾燥状態と化学反応性を維持します。

3. 包装・国際輸送

  • 50kg袋: クラフト紙袋またはPPラミネート袋。パレット積み+シュリンク包装(1パレットあたり1.5MT - 2.0MT)。
  • ジャンボバッグ: サイロ設備のない大規模施工現場向けに1.5MTまたは2.0MTの吊り下げ式バッグを提供。
  • ブレークバルク: 大型インフラ案件(15,000 MT+)向けに、ニューマチック排出対応船で効率荷揚げ。

4. 技術仕様:Cement Hub

ParameterCEM I 42.5 N/RCEM I 52.5 N/R
Compressive Strength (28d)≥ 42.5 MPa≥ 52.5 MPa
Initial Setting Time≥ 60 Minutes≥ 45 Minutes
Soundness (Expansion)≤ 10 mm≤ 10 mm
Chloride Content≤ 0.10 %≤ 0.10 %
Insoluble Residue≤ 5.0 %≤ 5.0 %

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Frequently Asked Questions (FAQ)

Q1. CEM I 42.5Nと52.5Rは、打設計画と型枠存置期間にどう影響しますか?
A1. 52.5Rは初期強度の立ち上がりが速く、プレキャスト製品や短工期案件で型枠回転を早めやすいのが利点です。一方42.5Nは汎用性とコストバランスに優れ、一般的なRC造・土木躯体に適します。最適選定は、設計基準強度、脱型時期、温度補正、現場養生条件を合わせて判断します。

Q2. 「製造後30日以内保証」が品質面で重要な理由は何ですか?
A2. セメントは湿気に触れると微小な水和反応が進み、流動性低下や固結(ダマ化)を引き起こします。鮮度が高いロットは、単位水量管理、ワーカビリティ、強度発現の再現性を確保しやすく、特にポンプ圧送やプレキャスト用途で品質安定に直結します。

Q3. バルク(Break Bulk)と袋物(50kg/ジャンボ)の選定基準は?
A3. 月間使用量、荷揚げ設備、保管方式で決めるのが実務的です。15,000 MT級の継続案件ではバルク船+サイロ運用がトータルコストを下げやすく、荷役効率も高くなります。中規模案件やサイロ未整備現場ではジャンボバッグが有効で、少量分納や在庫回転を重視する場合は50kg袋が適しています。

Q4. EN 197-1準拠確認時に、バイヤーが最低限チェックすべき項目は?
A4. 圧縮強度(28日)、凝結時間、安定性(膨張)、塩化物量、不溶残分に加え、ミルテスト証明書のロット整合性、船積み日と製造日のトレーサビリティ、港湾での防湿対応を確認してください。規格適合だけでなく、物流品質まで一体で監査することがクレーム予防の要点です。